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クロダイのチヌ飯(鯛めし)
カテゴリ:スタッフの日常  / 投稿日付:2023/12/25 00:00


あっという間に時は過ぎ、今年も残り数日となりました。

寒さが身に染みる季節ですが、皆様風邪など引かれていませんか?

今回は、今が旬の【クロダイ】を使った【鯛めし】をご紹介致します。
クロダイはスーパーなどで購入する際に、鱗取りと三枚おろしにして貰ってください。
※鱗の取り残しがあった場合、ペットボトルの蓋を使えば簡単に鱗を取ることが出来ます。
自宅で鱗を取る時には、鱗があちらこちらに飛びますので、袋の中などでやると良いかもしれません。




■材料      分量   下準備
お米        2合    研ぐ
万能ねぎ     適量   

クロダイ     1匹   鱗取り・三枚おろし
水        適量  
昆布       適量  軽く水で濡らしたキッチンペーパーを絞って軽く拭く
■ 調味料(ご飯用)

みりん…大さじ2
薄口しょうゆ… 大さじ3
料理酒…大さじ2
■出汁用調味料
薄口醤油…大さじ1

チューブ生姜…適量

 

       ■作り方■

      ~タイ飯~

①お米を研いで、30分ほど浸水させる。

②鍋に水を入れ、キッチンペーパーで軽く拭いた(強く拭くと旨味が抜けてしまいます)昆布を入れる。
このまま30分~1時間程度置いておきます。

③クロダイの下準備をする。
  ①…アラに血などが残っていたら、流水で洗い、その後キッチンペーパーでよく水気を取る。
  ②…アラと三枚におろしたクロダイをバットに並べ塩を振りかける。
   
    ※10分~20分程したら、水分が出てくるので(この水分が臭みの原因)、キッチンペーパーで水気を取ってください。
   
                ↑赤い線で囲ってある場所に浮き出ている水分が臭みの原因です。

  ③クロダイを裏返し、同じように塩を振り水分を拭き取ります。

④クロダイの臭みを取る。
  ①アラをボールに入れ、沸かしたお湯を入れる
  ②アラが白くなったら、ボールに差し水をして冷ます。
  ③手の入れられる温度になったら、残っていた血や鱗、汚れをここで落とします(ここでよく血などを落とさないと、臭みが残ります)

  ④アラをボールから取り出し、水気を取る。その後、塩を少量振る 
  ⑤火の通りにくい頭の方から魚焼きグリルやオーブンなどで焦げ目つく程度に焼きます。



⑤焼き終わったアラを【②】の鍋に入れ弱火でコトコト出汁を取ります。沸騰直前になったら、昆布を取り出してください。
 
⑥アクをこまめに取りながら、15分~20分程煮る。
⑦火を止め、生姜と醤油を加えます。※あら汁や潮汁を作る方はここで調味料入れずに、汁の分を取り分けると良いかもしれません。

⑧ザルでこして、出汁を冷まします。※あら汁を作る方はこさずに、このまま使って下さい。
⑨炊飯釜に、お米と冷ました出汁を入れ、調味料を加えます。(濃い味が好きな人は醤油を増やしたり、塩を加えてください)
⑨身の方のクロダイの骨を取り除いて、釜の中にいれ炊き込みます。
⑩炊きあがったら、皮を取り除いて身をほぐして完成!お好みで万能ねぎ等で飾ってください。  





いかがでしたでしょうか?今回はクロダイを使いましたが、お正月も近いので縁起物の真鯛で作ると良いですね。
調理工程等は真鯛もクロダイも変わらないので是非作ってみてください。
※関西の方では、クロダイの事を【チヌ】というらしいです。魚は地方によって呼び方が異なることが多くて面白いですね。

ちなみに私は今回調理した際、骨を取り除くのを忘れてしまいました…皆様骨の取り忘れにはご注意ください…。
それでは皆様よいお年をお迎えください。

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